最近はあまり感じなくなってきましたが、私は若いころ、テレビドラマの特に学園物を見るたびに主人公たち登場人物に対する羨ましさを感じていました。

というのも彼らは充実したプラトニックな恋愛生活をしていますし、放送されている限りでは薄汚れた大人特融の関係は表に出てこないからです。

私は高校時代に交際相手と泥沼の恋愛関係に陥ったことがあり、それによって楽しい学校生活を送ることが難しくなっていました。

学園物の特に純愛をテーマとしたドラマを見るたびに、相手を思ってドキドキしたり相手にアプローチするのに悩んだり作戦を練ったり、アクシデントで急に関係が接近したり、そのような恋愛をしてみたかったなぁと思います。

恋愛というのはどこか子供のするようなものだと感じてしまいます。

家族をもった今になってそのような恋愛をする妄想を抱いていてはどこか違和感を感じてしまいますし今の生活にも特に不自由はしていないので、プラトニックな恋愛をする高校生活を送りたかったという夢は段々と薄くなってきています。

自分よりもむしろ今度は自分の子供たちがそのような順番を迎えることでしょう。

もう戻れない時代のことだからこそ、少しずつ諦めが必要なのかもしれません。